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2022.01.16
■新型コロナと花粉症について
2021年 今シーズンは今まで経験したことのない花粉症シーズンを迎えます。ただでさえ、厄介なスギ花粉症なのに、昨年に引き続いて新型コロナと花粉症がいっしょとなる状況なのです。
忽那賢志先生の作られた解説がよくわかりますので参照してください⇒図.1
■新型コロナの症状と花粉症の症状はどう見極めるか?
花粉症では特徴的な鼻の三大症状(くしゃみ・鼻水・鼻づまり)だけでなく、目の症状(かゆみ・涙・充血など)を伴う場合が多く、その他にのどのかゆみ、皮膚のかゆみ、熱っぽい感じなどの症状が現れることがあります。症状の出方や重症度は、人によって異なります。新型コロナの初期症状と区別がつきにくいといわれています。⇒図.2
■花粉症治療は早めに開始しましょう!
毎年、「昨シーズンの数倍の花粉が飛散する予想です!」と言われています。それじゃあ、5~6年前と比べたら何十倍になりますよね。しかし、今年は新型コロナとの区別をつけるためにもスギ花粉など含むアレルギー性鼻炎といわれた方はまず花粉症対策をしっかりとしましょう。例年以上に初期治療が大切です。
大阪府では例年2月中旬のころから本格飛散が開始します。さらに、黄砂やPM2.5などの影響も症状を悪化させます。
1月下旬~2月上旬でも、つぼみの中では花粉が今か今かと飛散の準備をしています。「寒いから花粉はまだ!」なんてことはありません。花粉症の症状が出る前に予防的な内服・外用を開始しましょう。早めの受診をおすすめします。