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2023.09.06

漢方入浴剤の作り方

■漢方入浴剤の作り方
皮脂の分泌を促す作用のある生薬を入浴剤として使う方法で、現在のところ最も安全かつ、有用な方法と考えています

■生薬の入浴剤の意義
生薬の地黄と当帰と甘草の3種を煎じた液を、お風呂に入れるというものです。
地黄と当帰には、皮膚自体の機能を回復させ、皮膚の脂質合成能力や、皮膚の水分保持能力を 高める作用があることが、富山医科薬科大学の基礎実験で確かめられています。

■入浴剤の作り方
・地黄・当帰・甘草をそれぞれ3~4gずつ(ティースプーンに2杯位)使用します。
・市販されている「お茶パック」に入れて使用します。
・これらを鉄製以外のやかん(鉄製だと成分が変化する。土瓶やガラスが良いが、アルミやステンレスも可)等に入れて、 容器一杯の水(500~600cc)で煎じます。
・必ず水から煎じて下さい(はじめからお湯に入れると、生薬の表面がすぐに変質して膜を被ってしまうので、中の成分の出が悪くなってしまいます)。
・水から煎じて、沸騰してからはとろ火で20~30分間煮て、最初の水量の半分近くになったのを目安に十分にエキスが抽出されたとして、煎じた液を風呂に入れます。
・湯船の中でお茶パックで患部をパッティングするとさらに効果があります。

《漢方入浴剤を使用した方の感想》
(1)肌がしっとりする。
(2)自然に温まる感じがする。
(3)優しい水になったように感じる。 
(4)傷にしみない。

大変十丁なお知らせです。